今回は、今までほとんど書いてこなかった
美容師の仕事について
おもうこと。
たまには書いてみようと思います。
美容ということに関わるようになって (美容学校に入学して)
今年の春で丸20年をむかえます。
石の上にも3年とか言うけれど
3年じゃ、まったくまだまだの世界。
俗に「手に職」といわれる職業のついている人たちには
同じ思いがあるとおもいますが
いつまでも勉強なんですよね。
でも勉強ってなんだろう?
学生さんは校内試験や入試なんかの為に勉強します。
これは結果に直結することです。
校内試験なんかは、範囲も限られてるので
そこに集中することができれば
そんなに難しいことではないと思う。
美容師の場合もアシスタント時代は
とりあえず自分でお客様を担当できるようになるために
勉強し技術を磨く。
ようは練習する。
そして各お店内で設けられた技術試験を
かなりの数ですが、クリアしてようやく営業中に
お客様を担当できるようになります。
ここで問題が。
ある意味、誤解するんです。
ようやく一人前になったと・・・。
こう思うのは、特に身内に多いんですが!
「ちがっと~ばい!!」
ここがやっとゼロ。
つまり、スタートラインにようやく立てたわけですよ。
変な例かもしれませんが、
よく結婚式なんかで、「めでたくゴールインされました~」なんて
言ってるの聞いたことある人、多いと思います。
あれ、聞くたびに
「???」って。
これは、僕の解釈なので文句は言わないで~ください。(笑)
彼氏・彼女としてお付き合いして、ようやく2人は結婚。
勝手にゴールさせてるのは、周りであって
夫婦として、この先には付き合った期間の何十倍?(人によるけど)の
人生が待っている!
ここからがスタート!!!
だと思うんですよ。
しつこい様ですが、僕の解釈です。
美容師も、お客様を担当させていただける様になれば
そこがスタートライン。
アシスタント時代なんかは、付き合ってる時代みたいなもの。
そしてスタートしたら1年目も20年目も、背負うものは同じなんです。
自分の失敗は、もちろん自分が悪いのですが
たとえば、もしアシスタントの人が失敗をしても、
その責任も最終的に担当の技術者が負います。
任せた、担当が悪いということ。
また来店してくれたら良いけれど、もちろん失客にもつながります。
いかにしたらお客様に喜んでいただけるか。
そしてまた来店してもらえるか。
お客様の満足度を上げていくために
決められた範囲など無い、
そして決して技術面だけではない、
スタートしてからの勉強というのが、本当に難しいんだとおもっています。
一言で、
日々勉強・・・。
と、表現しても・・・奥が深い。なぁ。
ということで
「日々思うこと」
追加です。